語学堂の中間試験を終えました。
感想と、試験の問題様式をお伝えしたいと思います。
延世大学語学堂、3級の中間試験を受けた感想
延世語学堂では1学期(3ヶ月)に2回試験があります。
今回受けたのが中間試験で、来月には期末試験が待っています。
学期の前半後半で教科書が変わるので、1冊終わるタイミングで試験、という感じですね。
中間試験は4科目で、7つの試験があります。
他の語学堂については全然わかりませんが、延世は試験数が多いのでは・・・?
内訳は下記の通りです。
マラギ(말하기):発表、会話テスト
トゥッキ(듣기):聞き取り問題
スギ(쓰기):語句&文法問題、作文
イルキ(읽기):読解問題、朗読
試験終了の翌日にはすぐに成績表が配られました。
一番左は名前で、その隣から7つの試験の結果が書かれています。
(点数は想像にお任せします^^)
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
(※問題・解答用紙は回収されてしまったので写真はありません)
【マラギ(말하기):発表、会話テスト】
別日程で2つテストがあります。
配分は発表が20%、会話テストが80%です。
まず発表ですが、これは自分の好きな映画について、一人ずつクラス内で発表するという方式です。
あらすじと感動した点や、おすすめしたい点を、習った語句と文法を使って各自作成します。
そしてカンペを見ずに、制限時間2分内でスピーチします。
ただでさえ人前に立って発表するのが苦手なのに、その上暗記。
不安しかありませんでしたが、途中で頭の中が白くなりながらも、なんとか乗り切りました。
お次は会話テスト。
私が一番うまくできずに落ち込んだ試験です・・・。点数も一番低かったです。
1対1で先生が3つ質問をするので、習った語句と文法を使って、各4~5文章で答えるという方式でした。持ち時間は約7分です。
質問はマラギの教科書の中にある質問を、少しアレンジしたものでした。
先生と向かい合うと思いのほか緊張し、言いやすいからと用意していたセリフもぶっとびましたw
期末では絶対!リベンジすると誓います。
【トゥッキ(듣기):聞き取り問題】
マラギと同様、前日の授業中に疑似問題を解き、解説までしてもらえたので、出題形式が分かって安心でした。
ほぼ4択ですが、一部記述もありの30問でした。
ただただ、TOPIK2と雰囲気が似ていたな~という印象です。
【スギ(쓰기):語句&文法問題、作文】
別日程で2つテストがあります。
配分は、語句&文法問題が90%、作文が10%です。
まず作文。これは先月に終わっていました!
あらかじめお題が出されるので、各自考えてきて、後日授業時間内に書くという方式でした。A4用紙が配られて、分量は自由、という感じでしたね。
事前に誰かに添削してもらって、暗記さえできれば高得点を狙える試験だと思います。
お次は語句&文法問題。これは習った語句と文法を試すためのテストです。
4択問題と、文章書き換え問題、短文作成、最後にエッセイの作文がありました。
エッセイ以外はトゥッキ同様、授業中に疑似問題を配ってくれます。
宿題として解き、授業中に解答までしてくれるので、事前に出題形式がわかって安心でした。
エッセイは2つお題が与えられるので、好きな方を選んで、習った文法を4つ以上使って10文章以上の作文をする、というものでした。
サークル活動についてか、紹介したい食べ物、というお題だったので、私はキムチの紹介をしました・・・^^
絶対間違えない簡単な単語ばかり使ったおかげか、減点が少なかったです。
(幼稚園児の日記みたいになりましたw)
【イルキ(읽기):読解問題、朗読】
2つテストがあります。
配分は読解問題が90%、朗読が10%です。
まず読解問題。
個人的に一番解きやすかったです。
普段から韓国語の小説を読んで勉強している成果が出たのでしょうか。
イルキの教科書に載っている文章がそのまま出題、問題だけオリジナルでした。
たしか20題ほどあったと思います。
何問か〇×問題がありましたが、ほぼ4択でした。
教科書の文章の内容が頭に入っていれば、時間短縮になると思います。
お次は朗読。
先生が決めた順序で一人ずつ、その場で立って朗読します。
なのでいつ呼ばれるかわからずドキドキです。
私はトリだったので最後まで気が抜けませんでしたw
読む文章は教科書に載っているもので、ページは先生が指定します。
ひとつの文章を2,3人が立て続けて読まされる時もあれば、1人ずつしか読まない時もあって、何か意図があるのか、よくわかりませんでした。
読み終えたら先生が一人ずつにアドバイスをして下さるのですが、私には開口一番「緊張しないでw」でした。緊張しすぎて声が震えていたようです・・・^^
あとは一番のコンプレックスである、日本人っぽいイントネーションが気になると言われてしまったのが悔しいです。
ほかにも発音が未熟なポイントをアドバイス頂きました。
ありがたいのですが、すっっごく意識して朗読したつもりでも、やはりネイティブの耳には違うように聞こえているんだと痛感し、落ち込みました・・・。
期末では「チャレッソヨ~(上手ですね)」と言わせたいです。くぅ・・・。
まとめ
私がこの試験を通して見つけた課題は「会話力向上、発音の上達」です。
今まで独学で、ニュース翻訳や小説を使って勉強していたおかげか、イルキやスギは比較的満足出来ましたが、マラギ(発表、会話試験)には本当に苦しめられました。朗読もしかりです。今まで会話練習をおざなりにしていたツケが回ってきたことを、ひしひしと感じています。
やはり実力が伸びるかどうかは、勉強量に比例するんだなと実感しました。
将来翻訳業に携わるという目標があるので、とにかく語彙の習得、目で見て早く的確に読解する力を伸ばしたい、という気持ちでやってきましたが、では会話力は無くてもいいかというと、そうではありませんよね。。”一つの外国語”を習得するには全ての能力が必要ですよね。
現地にいるうちはマラギに注力して、帰国時に確実に実力が伸びたといえるように努力したいと思います。
長々と書いてしまいました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
本日もブログをご覧いただきありがとうございました。
次回もまた来てくださいね!
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