この度、勤めていた会社を留学のために退職しました。
無事、円満に退職できて、ほっとしています。
退職する上で大変だったこと、心がけたことをご紹介していきたいと思います。
- 留学準備の中で一番大変だったのが”退職”。
- 円満退職のため気を付けたこと
- スムーズに業務を引き継ぎするために気を付けたこと
- 退職することへの罪悪感と、一抹の後悔、その向き合い方
- 日韓関係を心配する同僚の声
留学準備の中で一番大変だったのが”退職”。
一度入った会社を退職するのって、本当に大変です・・・。
留学へ向けての準備の中で一番大変なんじゃないかと思います。
具体的に何が大変だっかというと、
・円満退職できるかという不安
・トラブルなく業務を引継ぎするための準備
・退職後の手続きが煩雑
それに加え、個人的には
・退職することへの罪悪感
・日韓関係を心配する同僚の声
この2つで非常にストレスに感じました。
日韓関係~は韓国留学ならではの悩みですね。
結果的、これらの悩みはあったものの円満に話が進み、晴れて退職できました。
やっと留学へのスタートラインに立った気分です。
それでは、このお悩み一つ一つについて見ていきましょう。
円満退職のため気を付けたこと
私なりの円満退職のコツは3つあります。
「前向き、かつ具体的」な退職理由を伝えた
私は同僚に、可能な範囲で、下記のことを伝えました。
現地で語学力を上げたいこと
翻訳業にチャレンジしたいこと
中学生のころからの夢好きだったこと
実際に節約と勉強を頑張っていること
上司には説明せざるをえなかったものの、他の同僚にはもしかしたら自慢みたいに聞こえてしまうかもしれないと思い、話さないようにしようと思っていました。最初は。
ですが、こういうのはすぐ噂になりますね。いつのまにかみんな知っていました。
でも結果的に、素直に話したからこそ応援してもらえるようになったので良かったです。もし留学のことを隠したまま辞めていたら、仕事が嫌で辞めるのかな?人間関係が嫌だったのかな?などと勝手に解釈され、お互いモヤモヤが残る辞め方になってしまっていたかもしれません。
もちろん、仕事に100%満足していたわけではありません。そうであれば辞めません。働いていて辛いこともありましたし、今の業界で長年勤めたいという気持ちがどうしても湧かず、転身するなら早いうちだとも思っていました。ただそれらをわざわざ伝える=良いこととは限らない、と思います。
なので、退職をしたい一番の理由=韓国留学への夢以外は、あまり触れないようにしました。
出来る限り早めに報告した
退職日の8ヵ月前に、職場の上司に伝えました。
早めに報告すると、やはり異動や人員調整などの人事面で会社側が調整しやすいようです。
実際、勤務先の上司にも「早く報告してくれて助かった」と何度か言われました。ギリギリに報告するなんて、会社側から見たら迷惑以外の何物でもないですからね。
ただ、8ヵ月前に報告するのは一概に良いということではなく、あくまで私の勤務先で、その時期に上司と1対1で話せる機会があり、タイミングが良かったので結果的にそうなった、というだけです。ひとつの体験談として参考程度にしてください・・・
周りへの感謝を忘れない
どうせ、すぐ旅立つし、もう会社なんてどうでもいいや♪
そんな態度は、ありえません。
留学というわがままを受け入れてくれたこと、
新卒から今まで育ててくれたこと、
普段から親切にしてくれたこと、
全てに感謝していることを、同僚に言葉や文字で伝えるよう心がけました。
特にお世話になったチームメンバーにはささやかなプレゼントとメッセージカードを渡すなどして、気持ちを伝えました。
スムーズに業務を引き継ぎするために気を付けたこと
退職を決めた日から最後まで、退職日に周りに迷惑をかけないように去ることを一つの指針として業務をこなしていました。意識するだけでなく、他の社員の目に見える数値に反映するように。その甲斐もあってか、無事、スムーズに引き継ぎを終えられました。
年度末以外の、半端な時期に退職すること自体がすでに大迷惑です。少しでもかける迷惑を減らすのが円満退職につながります。立つ鳥、跡を濁さず、大事ですね。
退職することへの罪悪感と、一抹の後悔、その向き合い方
いやあ~、これが意外とキツかったです。
まず罪悪感。
同僚からの「韓国留学、すごいね!応援してるよ!」、この言葉を聞きながら、どうしても頭の中で「この忙しい時期にやめると困る。どうせ仕事が嫌で辞めるんでしょう?」に変換されてしまうことがあり、素直に喜べず・・・つらかったです。そう変換してしまう自分自身もいやでした。
根底にあったのは人手不足のなか退職することへの申し訳なさですね。
次に一抹の後悔。
職場で出会った同僚が本当にみなさん優しく、親身に接してもらっていたので、別れを選んでしまったことに対しての後悔がチクチクと心を痛めていました。
でもいちいちへこむのも疲れるので、
罪悪感に対しては
韓国で勉強を頑張って、目に見える形で結果を残して、退職することでさらにレベルアップできたという事を証明してみせる!
後悔に関しては
素晴らしい同僚に出会えたのは、一生の宝。二度と会えないわけじゃない。
と自分に言い聞かせ、心を落ち着かせていました。
本当に同僚には恵まれていました。
退職はまだこれからだけど、
— みかん🌼語学堂に留学中 (@sumi10sumi10) 2019年11月9日
チームで早めの送別会をしていただいた😭✨
こんなたくさんの食料と枕カバー、ネッククッションまで....。
載せれないけど寄せ書きも....。
もう、感激感激感激😭😭 pic.twitter.com/WuTGWENkrz
週末に続き今日もプチ送別会をやってもらってしまった...月曜日にも関わらず。
— みかん🌼語学堂に留学中 (@sumi10sumi10) 2019年11月11日
もう、本当に人に恵まれているよ😭
名残惜しすぎる。
次に入るであろうまだ見ぬ会社も、今くらい暖かいところであれ...!
日韓関係を心配する同僚の声
韓国留学をされている方は必ずと言っても経験があると思いますが、
同僚に韓国に行くと言うと、大多数の人にこう言われました。
今行っても大丈夫なの?
女の人が襲われたってニュース見たよ
危ないんじゃない?
一人や二人ならいいのですが、私の場合同僚が多いという事もあり、短期間で40人くらいからこう言われてしまいまして。
一人ひとりに、普通に暮らせば危なくない、大丈夫です、と説明するのがつらく、最終的にはめんどうに感じてしまいました。またこの質問か、と。
ニュースの影響力には辟易します。
もちろんただ純粋に、悪意なく、私のことを心配して言ってくれているでしょうし、ありがたいのですが・・・モヤモヤしちゃいました。
そんな中でたまに、実際に韓国に行ったことがあったり、家族が韓国好きな同僚から、
韓国の”人”は優しいよね
日韓の懸け橋になってね
旅行に行くから、会おうね
と言ってもらえることがあり、本当に、本当にうれしかったです。
以上が私の退職体験記でした。
実際に体験してみて、一連の流れを一言でまとめると
「罪悪感と夢との葛藤」ですね。私の性格も影響していると思いますがw
そして、社会人留学をしているみなさんへの尊敬の念が深まりました。
今後、同じ道を通られる方は、いち体験記として参考にしてくださいね♪
本日もブログをご覧いただきありがとうございました。
次回もまた来てくださいね!
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