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読書感想|韓国文学 私は私のままで生きることにした

watashihawatasino

今や書店に韓国文学が平積みされる時代。

例えば82年生まれ、キムジヨン。

韓国に興味がない人も、名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

数ある書籍の中で、最近私が読んだ、皆さまにおすすめしたい本を紹介します。

 

「私は私のままで生きることにした」

「私は私のままで生きることにした」著 キム・スヒョン氏/訳 吉川 南氏。

 

(もしかするとこの紫色のパッと目立つかわいらしい表紙を見たことがある人もいるのではないでしょうか。)

 

月並みな表現ですが、ほんっっっとに良本でした。読んでよかったです。

 

社会人留学を控えている私のような、将来どうなるんだろう?好きなことを突き詰める生き方って、正解なのだろうか?「普通」の生活から抜け出して、自分らしく生きようと頑張るのって、わがままなの?

 

そんな風に、自分の生き方や将来に一抹の不安を抱えている方の心に、必ず残るものがあると思います。

 

ここから先は読んだ感想です。普段の記事と違って、若干エッセイっぽく、しかも長くなってしまいました。飲み物片手に、気楽に読んでいただけると嬉しいです。

 

読み終わった時、「私は私のままで生きよう」と思えた本

 

 

私は現在会社員をしていて、ちょうどあと2か月後には退社し、その少し後に韓国に留学します。その先は、私にもわかりません。

 

 

そのまま働き続けるのがベスト。留学したあと、もし望む仕事に就けなかったら時間が無駄じゃない?という考えも、正直、ほんの少し、あります。翻訳家を目指すなら、働きながら翻訳会社のトライアルを受けたり、翻訳学校に通うのが効率的では?とも思います。

 

成功できる見込みはない、でも絶対成功したい、いやここまでするならしなければならない。そういう呪縛みたいなものが体に絡みついているような気もします。

 

そもそも今までの人生、様々な選択肢において”効率”を重視してきました。(まあ実際多くの方がそうなのかもしれませんが)

 

家から自転車で通えるほどの距離の公立高校を受験し交通費と時間を節約。部活も、受験勉強の時間を確保できるようにハードな体育会系は選ばず、気楽な文化系。大学受験はもちろん世間体と学費、就活のコスパを考え国立一択。福利厚生がよさそうな、結婚しても配偶者異動が可能で、長く働けるだろう安定の金融系に就職。そして・・・なぜかこのタイミングで夢を見つけてしまった。

 

振り返ってみると、その後進むべき道に進みやすい、そんな選択が多かったのかな、と気づきました。ある意味究極に効率が良かったとも言えるでしょう。(効率だけは。)

 

そんな私にとって、”退社して留学、その後未定”は、もしかすると初めての”空白の時間”であり”無駄な時間”、”完全な遠回り”かもしれません。

私がどれほどの思いで決断したか、わかっていただけるでしょうか?

 

果たしてこの決断は正解なのか。

 

留学を決意した日からも、幾度となく頭に浮かぶのがこの問です。

 

そんな中でこの本を読み、出会った文章があります。

 

計画どおりにぴったりと裁断できる人生はない。

無駄な努力をすることもあるし、

一瞬の失敗を挽回するために長い時間をかけることもある。

どんなに気をつけても、予想外の費用がかかることもある。

人生は、いつも予定どおりで効率的ということはありえない。

だから、後悔して自分を責めるよりも、

ミスと誤差のための余白と、

バカバカしい失敗をしたときのための予算を

とっておいたほうがいい。

生きていれば、おかしなことも起こりうる、

人生にはこのくらいの無駄はどうしても必要だ。

人生は常に効率的なんてことはありえない。

初めての人生だから自分にはちょっと難しかった、と思おう。

 

引用元:私は私のままで生きることにした 著 キム・スヒョン氏/訳 吉川 南氏

 

「え、この文章、私に向けてのメッセージですか?」と勘違いしてしまいそうになるほど、心にすとん、と落ちました。

 

留学生活やそこで出会った人たちはきっと自分にとって財産となる。

それはもちろん確信しています。

が、その後に進む先が決まらず困ったり、もしかすると気が変わって全く韓国と関係ない職を選ぶかもしれない。”ただ留学生活楽しんだだけ”になってしまったら?

それは・・・悪いこと?

 

そういう過剰な心配をふっと無くしてくれました。

 

人生に必要な無駄もある。初めての人生だから、そんなこともある。

この言葉に救われました。

 

さらにその次のページ。

 

この本ではイラスト付きのページがあり、女の子同士で話すイラストが載っていて、その会話の内容がこちらでした。

おそらく浪人や就活、転職活動などで1年間を無駄にしてしまったと思っている女の子がもう一人に問います。

 「1年を無駄に過ごしてしまったかな?」

「大丈夫、もう1年余計に生きればいい」

ーーー浪費した時間は長生きして埋め合わせよう。

 

引用元:私は私のままで生きることにした 著 キム・スヒョン氏/訳 吉川 南氏

 

 

そうか。人生には無駄があってもいい、あったとしてもその分長生きして埋め合わせればいいや、そのくらいの心持ちでいい。こんな簡単なことだったのか。

私は深く考えすぎかもしれない。そう思えました。 

 

私は私がしたいことを、私なりの方法で、楽しんで、選択すればいい。

気楽にしていいんだよ、と背中をポンと押された気持ちになりました。

 

この本を最後まで読み終わった時、自然と口から出た言葉。

「私は私のままで生きよう」。

 

  

本日もブログをご覧いただきありがとうございました。

次回もまた来てくださいね!

 

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